ソーシャルワークとは、専門職による相談援助活動の総称です。その担い手をソーシャルワーカーとよび、ケアマネが行うケアマネジメントの土台になります。試験では、対象で分けたミクロ・メゾ・マクロの3レベル、2014年のグローバル定義、ミクロの受容的・非審判的態度、メゾの集団の効果・セルフヘルプグループ、マクロの社会福祉協議会がねらわれます。整理しましょう。
ソーシャルワークとは、専門職による相談援助活動の総称です。対人援助技術が主となりますが、社会福祉調査、社会福祉施設の管理・運営などの技術も含まれます。代表的な3つの技術が、対象の大きさで分けたミクロ・レベル(個人・家族)、メゾ・レベル(グループ・組織・地域住民)、マクロ・レベル(地域社会・国家・制度政策)のソーシャルワークです(ミクロ⊂メゾ⊂マクロの同心円の関係)。
ソーシャルワークはイギリスの慈善組織協会やセツルメントの活動を起源とします。2000年に国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)が定義を採択し、2014年にはIFSWと国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)の合同会議で「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」が採択されました。この定義では、社会変革・社会開発・社会的結束・人々のエンパワメントと解放を促進する専門職であり学問とされ、社会正義・人権・集団的責任・多様性尊重が中核をなす諸原理とされています。
グループ・地域住民・身近な組織を対象・媒介とする集団援助(グループワーク)です。集団関係がもたらす効果として、①他のメンバーの観察(客観視)②共通問題の発見(孤立感の解消)③役割交換④社会的学習⑤援助の分かち合い体験があります。集団内の関係の動きを集団過程といいます。
対象の大きさで分けます。ミクロは個人・家族(ケースワーク)、メゾはグループ・組織・地域住民(グループワーク)、マクロは地域社会・国家・制度政策(コミュニティワーク)が対象です。
2014年に、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)と国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)の合同会議で採択されました。中核をなす諸原理は社会正義・人権・集団的責任・多様性尊重です。
クライエントの気持ちや感情をそのまま受け止め(受容)、それを良い・悪いと評価せずに(非審判)かかわる態度です。共感的に働きかけることで、クライエント自身の自己決定を支援します。
はい。難病の当事者による分かち合いの場などは、当事者による自助グループ(セルフヘルプグループ)で、集団援助(メゾ・レベル)の一例です(第25回問49)。
日本では社会福祉協議会(社協)が中核的役割を果たしています。ほかにNPO・NGO、市町村の福祉担当職員、地域包括支援センターの職員、福祉事務所のワーカーなども担います。
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