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ターミナルケア|基本・ACP・臨死期の徴候・死亡診断のまとめ

ケアマネ試験対策/保健医療サービス分野
🎧 この単元は音声講義でも学べます第36講「ターミナルケア」を聴く

ターミナルケアは、人生の最終段階を、その人らしく穏やかに過ごせるよう支えるケアです。試験では、基本の考え方、意思決定の進め方(リビングウィル・ACP)、臨死期の徴候とケア、家族への支援、そして死亡診断の取り扱いが問われます。仕組みと過去問のひっかけをあわせて整理します。

ここだけ覚える

基本=終末期は痛みの緩和を中心に、死を早めも遅らせもしない(安楽死は対象外)。対象はがんに限らない(エンド・オブ・ライフ・ケア)。意思決定=リビングウィル(書面)・ACP(繰り返し話し合う)、確認できなければコンセンサス・ベースド・アプローチ。臨死期=尿量減少・死前喘鳴・下顎呼吸・チアノーゼ聴覚は最後まで残る死亡診断は医師・歯科医師のみ(死体検案書は医師のみ)。

ターミナルケアとは(基本)

終末期(ターミナル期)とは、死が間近に迫り、回復の見込みのない時期をいいます。

ひっかけ注意(第14回)
「家族に在宅で看取る意向があるなら、病院で看取れるという説明は行うべきでない」は誤り。気持ちは揺れ動くため、緊急時の入院や病院での看取りが可能という情報は提供しておくべきです。

事前の意思確認(リビングウィル・ACP)

リビングウィルとACPの関係
リビングウィルは意思を記した「文書」、ACPはその意思を関係者と「繰り返し話し合い共有する過程」です。一度きりの点ではなく、プロセスで支えます。

意思決定の方法(確認できないとき)

ひっかけ注意(第23回)
「重度の認知機能障害等のある利用者で、家族に加え複数の医療・介護専門職が集まって方針を決める方法」をコンセンサス・ベースド・アプローチという、で正しい

臨死期の徴候とケア

ひっかけ注意(第28回)
「臨死期の徴候として尿量増加があげられる」は誤り。臨死期には尿量は減少します。

家族への支援とグリーフケア

予期悲嘆とグリーフケア
予期悲嘆は亡くなる「前」の家族の悲しみ、グリーフケアは亡くなった「後」の遺族へのケアです。前後で区別します。

死亡診断

ひっかけ注意(第27回)
「介護支援専門員は死亡診断書を作成できる」は誤り。作成・交付できるのは診断した医師・歯科医師のみです。

覚え方

🎙️ 動画でも学ぶ(無料)

ターミナルケアは、意思決定の用語や臨死期の徴候、死亡診断の取り扱いなど、整理して覚える項目が多い単元です。声と差し棒で順番に解説する講座なら、紛らわしいポイントが記憶に残りやすくなります。各単元は順次公開予定。まずは無料の第1講と一問一答からどうぞ。

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一問一答で力だめし ▶

よくある質問

ターミナルケアの基本的な考え方は?
終末期に、積極的・延命的な治療より痛みの緩和に重点を置き、死を早めたり遅らせたりせず、その人らしい生活を最後まで支えることです。対象はがん患者に限らず、人生の終盤に行われるケアという意味を含めてエンド・オブ・ライフ・ケアという考え方も提唱されています。
リビングウィルとACPの違いは?
リビングウィルは本人の意思(生前の意思)を記した書面です。ACP(アドバンス・ケア・プランニング)は、望む医療・ケアについて医療・ケアチーム等と前もって繰り返し話し合い共有する取組(プロセス)です。意向は変化することがあるため、繰り返し確認します。
コンセンサス・ベースド・アプローチとは?
リビングウィルの確認ができなかった場合に、家族・医療職・介護福祉職・介護支援専門員などが情報を共有して話し合い、本人の意思を推測して関係者の総意に基づき方針を決める方法です。重度の認知機能障害などがある利用者で用いられます。
臨死期にはどんな徴候がみられますか?
食事や尿量の減少、意識の低下、死前喘鳴(痰がからむ音)、下顎呼吸、チアノーゼ、体温低下などがみられます。尿量は減少します(増加ではありません)。聴覚は最後まで残るとされるため、反応がなくなっても声かけを続けます。
死亡診断書を作成できるのは誰ですか?
死亡診断を行えるのは医師・歯科医師のみで、介護支援専門員は作成できません。最後の診察から24時間以内であれば診察せずに死亡診断書を交付でき、診ていない場合などは死体検案書(医師のみ発行可)を発行します。
本記事は学習の補助を目的とした情報提供です。医療・介護の制度やガイドラインは改訂されることがあります。最新の内容は必ずお手元の教科書・公式資料でご確認ください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。なお、身近な方を亡くされた悲しみがつらいときは、お住まいの自治体の相談窓口や専門の支援機関にご相談ください。