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薬の知識|高齢者の薬の代謝・服薬の留意点・副作用のまとめ

ケアマネ試験対策/保健医療サービス分野
🎧 この単元は音声講義でも学べます第37講「薬の知識」を聴く

高齢者は複数の薬を飲むことが多い一方、薬の代謝が低下し、効果や副作用が強く出やすいという特徴があります。試験では、代謝のしくみ、服薬の留意点、主な薬剤の副作用が問われます。仕組みと過去問のひっかけをあわせて整理します。

ここだけ覚える

代謝=高齢者は肝・腎機能の低下で薬が蓄積し作用が増強(減弱ではない)。服薬=上半身を起こし多めの水で飲む(食道潰瘍の防止)、飲み忘れ・誤服用は一包化・服薬カレンダー。副作用=降圧薬・睡眠薬=ふらつき・転倒/血糖降下薬=低血糖ワーファリンはビタミンK(納豆・青汁・クロレラ)で効果消失抗パーキンソン病薬の急な中止→悪性症候群

高齢者の薬の代謝

薬は、飲み込み→吸収→分布→代謝→排せつの流れをたどります。高齢者では各段階で機能が低下します。

ひっかけ注意(第28回)
「高齢者は腎機能が低下しているため、薬の副作用が減弱することが多い」は誤り。腎機能低下で薬物は蓄積し、作用は増強します。

服薬時の留意点

ひっかけ注意(第19回)
「上半身を起こし、多めの水で薬を服用することが、食道潰瘍の予防につながる」は正しい。横になったままや少ない水は、薬が食道にとどまりやすくなります。

主な薬剤と副作用

ひっかけ注意(第18回)
「降圧剤を内服中の高齢者は、薬の作用により転倒しやすい」は正しい。起立性低血圧やめまいが転倒の原因になります。

悪性症候群

介護職の視点
発熱・発汗・ふるえなどが急に現れたら、薬の中止や変更がなかったかを確認し、すみやかに医療職へ伝えます。自己判断での中断は危険です。

覚え方

🎙️ 動画でも学ぶ(無料)

薬の単元は、代謝のしくみや薬剤ごとの副作用など、整理して覚える項目が多くなります。声と差し棒で順番に解説する講座なら、ワーファリンや悪性症候群などの頻出ポイントが記憶に残りやすくなります。各単元は順次公開予定。まずは無料の第1講と一問一答からどうぞ。

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よくある質問

高齢者で薬の作用が強く出やすいのはなぜ?
肝機能・腎機能の低下により代謝や排せつが遅くなり、薬が体内に長くとどまるためです。とくに腎機能が低下すると薬物が蓄積し、作用が増強します(減弱ではありません)。そのため、効果が必要以上に持続したり、効きすぎてしまう副作用が出ることがあります。
服薬で食道潰瘍を防ぐには?
上半身を起こした姿勢で、多めの水またはぬるま湯で飲みます。薬が食道にとどまると潰瘍を生じるおそれがあるためです。飲み込みにくいカプセルや錠剤は、勝手につぶしたりせず、形の変更などを専門家に相談します。
飲み忘れや誤服用を防ぐ工夫は?
一包化(1回分ずつまとめる)や、服薬カレンダーの利用が有効です。一包化は飲み忘れや二重服薬だけでなく、薬の包装シートの誤飲防止にも効果的です。服薬カレンダーは1回分ずつ収納でき、介護者も飲み忘れに気づきやすくなります。
ワーファリンを服用中に注意する食品は?
納豆・青汁・クロレラなど、ビタミンKを多く含む食品です。ワーファリンはビタミンKの働きを抑えて血を固まりにくくする薬なので、ビタミンKをとると薬の効果が消失してしまいます。抗凝固薬を服用している人は注意が必要です。
悪性症候群とはどんな副作用ですか?
発熱・発汗・頻脈・パーキンソン症状などが生じる副作用です。抗パーキンソン病薬の急な中止や、抗精神病薬などの副作用で起こり、重症では脱水症状や呼吸障害を併発して死亡のおそれもあります。処方された薬を自己判断で急に中止しないことが大切です。
本記事は学習の補助を目的とした情報提供です。薬の作用・副作用には個人差があり、服薬に関する判断は必ず医師・薬剤師にご相談ください。最新の内容はお手元の教科書・公式資料でご確認ください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。